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CCC presents 第三の道【第7回】禅僧 藤田一照氏 & アーティスト 楠瀬誠志郎氏: 身体感覚から気づく「本来の自分」を生きる

Description

自分は反対派か賛成派か?そもそも賛成反対の議論に乗る派か乗らない派か?不安から作り出される二者択一の選択肢においてどちらの選択をしても不安は消えるどころか、各々の集団のことに気が取られ、自分を見失い、いまここに存在している本来の自分に気づき続けることによる安心感をなかなか感じられません。


今回場を共に創っていただくことを快諾していただいたお二人は、いまここに存在している本来の自分に気づき続けることを探求されている方だと感じます。第三の道では、幸せな未来の道筋をひとりひとりからつくることを大切にしています。革新的な科学技術や一部のリーダーだけに任せて未来を描くことには限界がきていると考えているからです。今回の第三の道は、道筋を自分からつくるために大切なテーマだと感じる、「自分」について鵜呑みにしている思い込みや意識を問い直す機会を分かち合うために、身体や自己というものを探求されていると感じるお二人をお招きしました。


藤田さんは17年半アメリカで坐禅を伝えられてきて、身体や感覚に好奇心をもっており、身体と意識の関係性を探求され、禅を人種を超え現代人の腹に落ちるように伝えようとしていらっしゃいます。藤田さんが伝えられているのは今や形骸化された仏教でもなく、何かの目的に対する方法としての仏教とも次元の違う、「仏教3.0」とも呼ばれる、本来の仏教です。


そしてお二人目である、楠瀬さんは日本の発声学の草分け的存在楠瀬一途氏の長男として生まれ、超一流のアーティストであり、子供やリーダーを含んだ人々へのボイストレーニグを通して、良い声をより良くするための長所を伸ばすトレーニングでもなく、悪い声を良くするための問題解決型トレーニングとも次元の違う、ひとりひとりが自分であることの歓びから人生を創る力と、声が持つ、心を動かしみんなで未来をつくる力を伝えられてきて、今も身体が持つ未開の可能性を探求されています。


坐禅の世界と発声の世界という2つの異分野であっても、お二人と話しすると、本来の自分から生きることに安心している歓びと力を共通して感じます。藤田さんは軽やかで柔軟な意識を保ちつつ、今この瞬間に感じたことや気づいたことを素直に分かち合って頂けて、良い悪いの評価判断をこえてあるがままでいることの歓びを藤田さんの語調から感じます。 楠瀬さんは自分の本来の声を知っていらっしゃることで自分であることの安心感と自己信頼を感じます。


坐禅や声の響きの世界、身体と意識についての叡智を分かち合っていただき、身体の可能性とは何か、「自分」とは何者か、そして、本来の自分に気づき続けている状態から世界に何を創り出して生きていけるかについて全体で深めたいと思います。

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『第三の道』シリーズについて
私たちは今、大きな文明の過渡期にあります。環境問題や貧困や紛争、社会システムの破綻リスクなどはますます混迷を極めており、何らかの専門性や画期的な科学技術、政治家や類まれなリーダーがある日解決してくれるかもしれないという楽観性だけで将来の道筋を描くことはできません。

この時代に生きる私たち一人一人のつながる集合意識が、これまでの人間の根源的な不安や恐れに駆り立てられたエゴに基づく欲の追求と常に定量的な拡大を追い続ける成長神話に基づいている限り、幸せな未来への道筋は見えてこないのではないでしょうか。

今こそ、私たち一人一人がこのある種の社会システムによって思考停止している、もしくは麻痺している意識や鵜呑みにしている思い込みや考え方に気づき、本来人間としてどう生きるのか、を一人一人が自分自身に問い、探求していく時だと考えます。私たち一人一人の中に今、軸を持つことが、これからの予想のつかない外的環境の変化の中できっと社会の原動力になると信じるからです。

これまでの物質的な豊かさ、成長を追い求める資本主義の競争社会の中で成功や勝つ事を目指して生きることが仮に第一の道とするならば、それを降りたいと思ったら主流となっている資本主義経済システムから離れて山奥で自給自足のような生き方をする第二の道しかないのでしょうか。この2つの道はどちらも外的環境に依存した生き方です。

しかし、本当は外側の環境を変えようとするから何かが変わるだけでなく、一人一人の内にある源となる心や意識の状態が外側の世界を創り出しているとしたら、私たちが探求すべき問いは、自分の生き方の根底にある思想や意識、精神なのかもしれません。

この第三の道というものがどんな道であるのか、何か合意されているわけではありませんし、誰かの理論が既にあるわけではありません。ただ、この道を見いだす上で、何か私たち人間が思い出すべき智慧や叡智があるように感じています。

第三の道は、私たちが新しい時代を創り出していく上で「思い出す」べき、Knowingといわれる智慧や叡智にあたるものを自らの人生の中で体験を通して探求、実験、表現している方々をお招きし、この場に参加していただく皆様と共に、講演という形ではなく、場全体の相互作用、対話を通じてこのテーマを深め、拡げていくことを目的に毎月1回、年間を通してシリーズで開催していきます。


【対談者】

・藤田一照 (ふじた いっしょう)

1954年 愛媛県生まれ。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程を中途退学し、紫竹林安泰寺にて曹洞宗僧侶となる。1987年よりアメリカ合衆国マサチューセッツ州西部にあるパイオニア・ヴァレー禅堂に住持として渡米、近隣の大学や仏教瞑想センターでも禅の講義や坐禅指導を行う。2005年に帰国。葉山にて独自の実験的坐禅会を主宰。2010年よりサンフランシスコにある曹洞宗国際センターの所長として日本と海外を往還している。著書に『現代坐禅講義』、共著に『アップデートする仏教』(幻冬舎新書)、『あたらしいわたし』(佼成出版社)など、訳書にティク・ナット・ハン『禅への鍵』、『法華経の省察』、ドン・キューピット『未来の宗教』(以上、春秋社)、スティーブン・バチェラー『ダルマの実践』、デイビッド・ブレイジャー『フィーリング・ブッダ』(以上、四季社)、キャロライン・ブレイジャー『自己牢獄を超えて』(コスモス・ライブラリー)がある。

藤田一照 公式サイト http://fujitaissho.info


楠瀬 誠志郎(くすのせ せいしろう)

ボイスストレーニング・発声学の草分け的存在、故楠瀬一途の長男として生まれ、幼少の頃よりボイストレーニング・発声学理論を学ぶ。1977年よりジョセフ・メフュー(表現家)、キャロル・ベイガー(発声学)に師事。1981年よりプロシンガーのトレーニングにあたるほか、伝説の発声学集団「サークル オブ ボイスアカデミー」のテクニカルディレクターとして役者・シンガーの育成・研究にあたる。その後も、数々のボイストレーニングを習得し自己の発声の進化を求める。父楠瀬一途死去の後、父の残した膨大な研究資料をもとに「日本人の生態にあったボイストレーニング」の研究を受け継ぎ未だなおその研究は続いている。2006年に表参道にボイストレーニングスタジオBreavo-paraを設立。また、自己もアーティストとして13枚のオリジナルアルバムを発表し、自己の活動、楽曲提供、他のアーティストプロデュース、舞台音楽、CM音楽など精力的に行い「表現」の素晴らしさ、楽しさ、気持ちよさを伝え続けている。

Breavo-para http://www.breavo-para.com/


▼日時:9月9日(水)午後7:00 ~ 9:00
※開場は午後6:45〜


▼場所:都内(参加者の人数次第で決定します)


▼参加費:3,000円
※事前の支払いをお願いしております。
※東京以外にお住まいで、参加できない方々にイベント後、イベントの模様を収録した映像のリンクをお送りします。対談や場全体での感想の交換の模様をご覧になれます。当日会場にいらっしゃらないため、参加費は半額にいたします。


▼申し込み&支払い:
※参加費以外の購入手数料は一切かかりません。
※お支払いにはコンビニ・ ATM・Paypal・クレジットカードが使えます。
※キャンセル料については、コンビニ・ATM払いでチケットを購入した場合のみ、キャンセル1件につき500円のキャンセル料が発生します。
※領収書が必要な場合は、こちら http://j.mp/1yS5gsb をご覧ください。
※事前チケット制度についてお困りの際は、チケットサービス提供会社のヘルプページhttp://help.peatix.com/ をご覧ください。


▼主催:合同会社CCC 第三の道企画チーム
http://cc-creators.com/

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  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff 2015-07-31 01:16:16
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Wed Sep 9, 2015
7:00 PM - 10:00 PM JST
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Venue
都内(参加者の人数次第で決定します)
Tickets
第7回 第三の道 ¥3,000
Venue Address
都内(参加者の人数次第で決定します) Japan
Organizer
合同会社CCC (Co-Creation Creators)
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